趙雲

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『趙 雲』(ちょう うん、? - 229年)
字は子龍(しりゅう)
封号は永昌亭侯
諡は順平侯
子は趙統・趙広。父と兄の名は不詳

中国後漢末期から三国時代の蜀漢にかけての将軍。
「趙雲別伝」によると義勇兵を率いて公孫瓚の配下となる。次いで公孫瓚に身を寄せていた劉備の騎兵隊長となる。

(200年)劉備が袁紹を頼ると、趙雲は密かに募った数百人の兵を連れて劉備の配下となる。
(208年)劉備が曹操の大軍に追われ逃走した時、趙雲は劉備の子である阿斗(後の劉禅)を抱え保護した。この戦いの後、牙門将軍に昇進した。
*長坂の戦い
(213年)入蜀
(221年)呉を討とうとする劉備を諫めたが聴き容れられず趙雲は江州に留まった。
*夷陵の戦い
(223年)中護軍・征南将軍へ昇進し、永昌亭侯に封じられた後、鎮東将軍に昇進。
(227年)諸葛亮と共に北伐に備えて漢中に駐留。
(228年)第1次北伐、諸葛亮はまず斜谷道から郿を奪うと宣伝し、趙雲・鄧芝を囮として箕谷に布陣させた。
魏の曹真が全軍20万を率いて趙雲・鄧芝の軍に向かった隙に、諸葛亮は祁山を攻めた。
趙雲と鄧芝は敗北して退却、されど軍をよく取りまとめたため大敗には至らなかった。
(229年)没。


*三国志

https://www.youtube.com/watch?v=〇〇〇〇〇〇
https://www.youtube.com/watch?v=mxQIreifM3Y
Dailymotion
59 本Thumbnail趙雲伝1 本Thumbnail三國之見龍卸甲(中字)
*長坂の戦い
*夷陵の戦い
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【ドラマ】 『三国志〜趙雲伝』(原題:武神趙子龍) 2015年 59話
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【映画】 『三国志』 2008年(102分)
原題*三國之見龍卸甲
英題*Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon
小説『三国志演義』を元にして作られた映画。趙雲の20代から70代、鎧を脱ぐまでを描いている。
蜀の兵士、趙雲は同郷で兄と慕う羅平安と共に、魏の侵攻を軍師諸葛亮が指揮する軍略の元に挫く。
前衛隊長の首を取った羅平安は蜀の大将劉備の家族の警護を任されるが、魏の大群が侵攻した際に劉備の妻と息子達を見失う失態を犯す。趙雲は関羽・張飛と共に救出に向かう。
魏の大群をかいくぐり劉備の息子の阿斗を救った趙雲はたちまち英雄となり、蜀の五虎大将軍に任じられる。
時が過ぎ、主君の劉備や他の将軍達が没する中、最後の五虎大将軍となった趙雲は丞相となった諸葛亮に願い出て、北伐の指揮を任される。曹操の孫娘で魏の都督の曹嬰と交戦するうちに、趙雲は自分が関興、張苞が魏へ奇襲するための囮であったことを知る・・・・。