短歌行

『短歌行』(たんかこう)は後漢末期の武将・曹操が詠んだ四言古詩
*曹操

對酒當歌
酒を飲んだら歌おうではないか

人生幾何
人の一生など、いかほどのものか

譬如朝露
さながら朝露のように儚いもの

去日苦多
過ぎ去った日々のなんと多いことよ

慨當以慷
それを思うと、嘆き、憤るばかりだ

憂思難忘
深い憂いが胸から離れない

何以解憂
この憂いをどう晴らしたものか

惟有杜康
ただ酒を飲むしかない
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青青子衿
青々した君の襟

悠悠我心
君のことがかねてより心から離れない

但爲君故
ただ君のことを考え

沈吟至今
いつも思いにふけってきたのだ

呦呦鹿鳴
鹿はユウユウと鳴き

食野之苹
仲良く野のヨモギを食べる

我有嘉賓
私に賓客があれば

鼓瑟吹笙
瑟を弾き、笙を吹いて迎えよう
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明明如月
月のように得難い賢才を

何時可掇
いつになったら手にすることができるのだろうか

憂從中來
その憂いは胸中から湧いて

不可斷絶
絶えることはない

越陌度阡
もし東西南北の畦道を越えて

枉用相存
わざわざ訪ねてきてくれたならば

契闊談讌
固い交わりのもと親しく酒を酌み交わし

心念舊恩
長く誼を結びたいと願うだろう
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月明星稀
月が明るく照りわたり、星影はまばらになった

烏鵲南飛
カササギが南を指して飛び

繞樹三匝
樹の周りを三度巡っているが

何枝可依
どの枝にとまるか決めかねている

山不厭高
山は高くなるのを厭わない

海不厭深
海は深くなるのを厭わない

周公吐哺
周公は食べかけを吐き出してまで賢人を迎えに出て

天下歸心
天下の人々はその徳に心服したのだ
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https://www.youtube.com/watch?v=〇〇〇〇〇〇
https://www.youtube.com/watch?v=eF5WCLAiX30
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